毎日のちょっとしたことで人生が変わる15の法則 自己肯定感が高い人が「捨てた習慣」「続けた習慣」

2021年11月14日(日)14時43分
中島 輝(メンタルコーチ) *東洋経済オンラインからの転載

一喜一憂しない、しなやかな自分を作る習慣

4. 素の自分に戻れる「ホーム」をつくる
イライラ、むしゃくしゃすることは誰にでもあります。そんなときに必要なのが、自分自身を取り戻せる「ホーム」です。

「ホーム」は、不安を忘れてリラックスでき、幸せを感じられる場所。私にとっては、愛犬と一緒に遊ぶ時間が「ホーム」です。運動でも、趣味でも、家族でもいい。「ホーム」がある安心感が自己肯定感を高めてくれます。

意識的に「1人の時間」を作る

5. 「みんな」と「1人」の時間をバランスよく持つ
仕事など「みんな」からの刺激を受ける「動」の時間も大切ですが、「1人」で自分自身と向き合う「静」の時間も重要です。動と静のバランスがとれていると、どんなときにも自分らしくいられるようになり、自己肯定感が高まります。

誰かと一緒にいなくても、ネットでつながっていることが当たり前となっている現代。パソコンや携帯から離れて、意識的に1人の時間を作ることが大切です。

6. 1つの意見に捉われすぎない
「このプロジェクトはA案で進めたい」と思っていても、周囲と議論するにつれて、B案のよさが勝ってきたら「やっぱりB案を採用しよう」としなやかに意見を変える。これが自己肯定感の高い人です。そんなときは、「最適な答えを選べた柔軟性のある私」を、自分自身で褒めたたえてあげてください。自己肯定感がますますアップし、人間としての器も大きくなっていきます。

<毎日を心地よく暮らす習慣>

7.「好きでもないのにやっていること」を捨てる
自己肯定感が高い人は、「快」のエネルギーに包まれています。心を「快」で満たすには、「好きでもないのにやっていること」をやめるのがいちばんです。

例えば、あなたが「必ず朝ご飯を食べて出社する」と決めていたとします。それは、どんなに睡眠不足でも、前日飲み過ぎていても、やりとげなければならない習慣でしょうか。しんどいときには朝ご飯を抜いてもいいはずです。

今やっている習慣を、本当に好きでやっているのか考えてみてください。「やらなくてもいいこと」は切り捨て、その時間を楽しいことに当てていくだけで日々の幸福度が高まります。

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