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中国経済中国富豪番付、首位はワクチン開発企業経営者 ジャック・マーや恒大集団トップは後退
中国の民間調査機関、胡潤研究院が発表した今年の中国富豪100人のランキング首位は鍾●●(●は目へんに炎)(ショウ・センセン)氏だった。 鏡週刊 - YouTube
中国の民間調査機関、胡潤研究院が27日発表した今年の中国富豪100人のランキング首位は、経営する新型コロナウイルスワクチン開発の製薬会社北京万泰生物薬業と飲料水大手、農夫山泉の上場2社の株価が値上がりした鍾●●(●は目へんに炎)(ショウ・センセン)氏だった。個人資産は606億ドル(約6兆9000億円)。
昨年まで3年連続首位だった電子商取引大手アリババグループの創業者、馬雲(ジャック・マー)氏は5位に後退した。傘下の金融会社アント・グループの上場延期や、独占禁止法違反で過去最大規模の罰金が科されたことなどが響いた。
経営危機の中国恒大集団の許家印(キョ・カイン)主席も順位が下がった。許氏の純資産は前年から約70%減の約113億ドル。同氏以外も不動産関連は軒並み順位を大きく下げた。胡潤によると、1999年にランキングをまとめ始めて以来、不動産開発業者が上位10人にまったく入らなかったのは初めて。
一方で2位は動画投稿「TikTok(ティックトック)」の親会社、北京字節跳動科技(バイトダンス)創業者である張一鳴(チョウ・イチメイ)氏だった。資産は前年の約3倍の528億ドル。胡潤によると、バイトダンスの上場観測が実現する運びになれば、同氏は来年に首位になる可能性があるという。
3位は電気自動車(EV)向け電池を手掛ける寧徳時代新能源科技(CATL)の曾毓群(ロビン・ゼン)会長。
インターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)の創業者の馬化騰(ポニー・マー)は今年、個人資産が19%減って4位となった。未成年者にインターネットゲームを提供する時間が厳しく制限されるようになり、同社のビデオゲーム事業が打撃を受けたことが背景。
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