- HOME
- コラム
- プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
- 3月14日開業が決まった北陸新幹線に死角はないか?
3月14日開業が決まった北陸新幹線に死角はないか?
開業日は多くの人が予測していた通りでしたが、運行計画は「予想以上」というのが正直なところです。まず、東京-金沢の直通列車ですが、速達型の「かがやき」が1日10往復。更に上越妙高-金沢の間は各駅停車で、高崎-飯山の間の多くの駅にも止まる「はくたか」が14往復。つまり東京-金沢の直通は1日24往復になるのです。更には、東京-長野の「あさま」も1日16往復が残ります。
また、速達型の「かがやき」の途中停車駅が「大宮・長野・富山」だけ(一部は上野にも停車)という思い切りで、最速の所要時間が富山まで2時間8分、金沢まで2時間28分を実現しているというのも、JR東日本・JR西日本のヤル気を感じさせます。これで「羽田-小松(現在1日12往復)、羽田-富山(6往復)」の航空路は大幅な減便に追い込まれるのは必至でしょう。
影響を受けるのは航空路だけではありません。新潟・長野・富山・石川の4県については、在来線に大きな影響があります。まず、並行在来線は第三セクターになり、一気に3つの新会社が誕生します。石川、富山の新会社は通勤通学の流動が太い中で経営の安定が期待できますが、新潟の新会社は厳しい経営を強いられるでしょう。
これに伴って、この第三セクター区間はJRの特急が全廃になります。既に発表されているように、大阪-札幌間の「トワイライト・エクスプレス」が廃止されますが、在来線特急の「はくたか」や「北越」も廃止、更に西から乗り入れてくる「サンダーバード」と「しらさぎ」は金沢止まりとなります。
その一方で、廃止される特急「北越」に代わって、新潟から直江津経由上越妙高行きの特急「しらゆき」が、更に金沢から福井の区間特急(愛称は未発表)と朝晩の快速列車の運行の計画も発表され、できる限りの配慮がされているといった印象です。
では、来年3月14日に迫った「金沢延伸」に、死角はないのでしょうか?
アメリカの雇用低迷と景気の関係が変化した可能性 2025.11.19
マムダニ新NY市長の左派政策、日本への影響は? 2025.11.12
NY市長に「社会主義」候補当選、マムダニ・ショックの行方は? 2025.11.05
高市早苗新首相と田原総一朗氏との浅からぬ因縁 2025.10.29
国立大卒業生の外資への就職、その背景にある日本の「保守性」 2025.10.22
日本の次期首相に絶対的に必要なのは「円を守り抜く信念」 2025.10.15
いよいよ現実のものになった、AIが人間の雇用を奪う時代 2025.10.08
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
外資系大手グループの「経理職」/年休126日/産休復帰率100%
エフシーアイジャパン株式会社
- 東京都
- 年収550万円~
- 正社員
-
外資系不動産賃貸仲介急募/英語スキル/日比谷ミッドタウンで勤務/稼げる環境充実した休暇体制/経験者積極採用です
H2 Group株式会社
- 東京都
- 月給23万円
- 正社員
-
外資系製造業大手の総務アウトソーシングのアシスタン 五反田駅
株式会社スタッフサービス ITソリューション
- 東京都
- 月給23万5,000円~
- 正社員






