プレスリリース

指輪型デバイスで現場の体調をリアルタイム把握 ごみ回収SaaSに「スマートリング連携」を正式追加

2025年10月07日(火)17時15分
滋賀新聞GovTechイノベーションズ株式会社・有限会社アナログエンジン(ともに本社は滋賀県守山市、代表取締役:神野 晋一、以下「当グループ」)は、家庭ごみ・事業ごみ・粗大ごみの収集管理SaaS「GoMeシリーズ」に、指輪型デバイス(スマートリング)連携を正式実装し、2025年11月より提供します。収集時に車載するAndroidタブレットをゲートウェイとして、現場スタッフの心拍・体表温(推定)・活動量などの体調関連指標を本部ダッシュボードにリアルタイムで届け、暑さ指数や熱中症特別警戒情報と突合することで、体調悪化の兆候をいち早く把握できるようにしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/548987/LL_img_548987_1.jpg
ごみ収集システム×スマートリング

当グループはこれまで、スマートウォッチ連携による"車載タブレットから離れていても"位置情報・ジオフェンス・ジェスチャー入力が行える仕組みを提供してきました(特許第7671932号)。一方、2025年6月1日施行の労働安全衛生規則の改正により、規定以上等の暑熱環境が想定される作業において、事業者には報告体制や悪化防止措置の手順整備・周知が求められるようになりました。ウェアラブルの常時監視自体が義務化されたわけではありませんが、現場では「迅速な兆候把握と初動」がこれまで以上に重要になっています。そこで当グループではスマートウォッチにいち早く体調モニタリング機能を実装いたしました。

しかしながら収集場所が特定されている事業ごみ収集の分野では「詳細な座標取得よりも体調モニタリングを優先して導入したい」という要望も増加。そこで、体調情報の即時性・実運用性・コスト最適化を両立する選択肢として、スマートウォッチの体調管理機能を切り出したスマートリングの採用に至りました。


■サービス詳細
本機能は医療機器ではなく、参考情報として安全衛生手順(離脱・冷却・医療受診等)と併用いただく位置づけです。リング→Bluetooth LE→タブレット→クラウドというシンプルな経路で、圏外時はタブレット側が一時的に情報を保存し、再接続後に自動送信します。アラートは「WBGTが一定以上」「心拍の上昇傾向」「休憩未取得」などの条件を組み合わせて判定し、本部および現場責任者にプッシュ通知/メールで即時連絡をします。

価格は、従来の収集管理用タブレット利用料(月額税抜 5,000円/台~、初期費用・管理費用なし)、に加え、スマートリングをオプションとして税抜600円/台を予定しており、体調管理における費用はスマートウオッチ版の約1/10とコストパフォーマンスにも優れています。

本年は上記の通り「従業員の体調管理」にフォーカスしたスマートリング連携機能の実装となりますが、来年2026年3月(予定)には新たなデバイスを利用した「ジェスチャーによる収集情報入力(無タップ記録)」を提供予定です。
またスマートウォッチ版はさらに機能を拡充して年末に新バージョンの発表を予定しております。


■製品・提供に関するお問い合わせ
滋賀新聞GovTechイノベーションズ株式会社
有限会社アナログエンジン
TEL : 077-514-0220
Email : design@analogengine.jp

代表取締役: 神野 晋一
所在地 :【東京】〒108-0074 東京都港区高輪4-11-23 AUBE TAKANAWA 402
【滋賀】〒524-0032 滋賀県守山市岡町104-1
【大阪】〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目11-4
大阪駅前第4ビル1階10号
事業内容 : 廃棄物収集管理SaaS「GoMe53」の開発・運用、業務用アプリ開発
URL : https://gomi53.com/system/smartring/


注意事項:本機能は医療機器ではありません。体調に異常が見られる場合は、事業場の安全衛生手順(離脱・冷却・医療受診等)に従ってください。価格・仕様・開始日は予告なく変更となる場合があります。商標は各権利者に帰属します。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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