プレスリリース

防除・収穫・均平などのスマート農作業代行サービス共同購入サイト「アグリポン」運営開始

2025年09月17日(水)10時30分
AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下 オプティム)は、農業従事者向けのスマート農作業代行サービス共同購入サイト「アグリポン」の運営を開始いたします。「アグリポン」は、地域内での農作業の申し込みを集約することで適正価格を実現するプラットフォームです。これにより、従来コスト面で利用が困難だった小規模農家でも農作業代行サービスを利用できるようになり、人手不足や高齢化による農業現場の課題解決に貢献いたします。なお、本サービスは特許出願中です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/544108/LL_img_544108_1.png
防除・草刈り・収穫などのスマート農作業代行サービス共同購入サイト「アグリポン」運営開始


■提供背景
現在、日本の農業は深刻な高齢化と後継者不足という課題に直面しています。多くの農家が人手不足に悩み、特に高齢の生産者にとっては、日々の農作業が大きな負担となっています。加えて、食料自給率の低下も社会的な課題となっており、国内の農業生産を持続可能な形で維持していく必要があります。
オプティムは、このような課題の解決に向け、「ピンポイントタイム散布サービス」をはじめとし、ドローン播種やドローン施肥など、さまざまなDXサービスを提供してまいりました。防除組合やJAとの取り組みにより、共同農作業において大きな広がりを見せており(ドローン農薬散布サービス国内シェアNo.1※1など)、一定の成果を上げています。
こうした成功モデルを拡大することで、日本の農業が直面する課題を解消すべく、オプティムは「アグリポン」の運営を開始いたしました。


■「アグリポン」とは
「アグリポン」は、さまざまな農作業の代行サービスを適正価格で共同購入できるサイトです。
農業従事者が委託したい農作業を選んで希望単価とともに申し込みます。周辺地域での申し込みにより希望単価での提供が可能になれば、正式に作業が発注されます。地域単位での作業をまとめて請け負う仕組みを構築することで作業効率を高め、コストを抑制。より幅広い農業従事者が適正価格でサービスを利用できます。

◆「アグリポン」サイト
https://agri-pon.optim.co.jp/

◆「アグリポン」の特長
・希望単価で利用できる
申し込み数が多ければ多いほど単価が下がる仕組みにより、適正価格での農作業代行を実現します。周辺の作業需要が少なく提供単価が高い場合は作業が発注されないため、安心して申し込むことができます。

・店舗での申し込みにも対応
Webに慣れていない生産者は、オプティムが提携するお近くの代理店で申し込みを行うことができます。
提携代理店一覧は以下Webサイトを参照ください。
https://www.optim.co.jp/agriculture/services/agripon

・豊富で高品質な作業代行
豊富なメニューには危険を伴う作業や専門性のある作業も含みます。作業は、一定の基準を満たした人材が安全に遂行します。作業後は生産者のフィードバックをもとに指導を行い、品質向上を図っています。

・農作業代行サービスの改善
作業提供後も代理店が継続して栽培状況をヒアリングし、作業品質のフィードバックを収集。翌年の作業時期や圃場準備の計画に活かし、Webやメールでの通知を通じて最適な作業提案・改善を行っていきます。

◆「アグリポン」での取り扱い予定サービス(一部)
・防除(柑橘、ネギなど)
・収穫(水稲)
・均平(水稲)

「アグリポン」では、単なる農作業委託に留まらず、品目・品種・作型に合わせた防除、栽培管理手法のコンサルティング、農薬・肥料などの農業資材の情報なども農業従事者に提供します。

◆ご利用の流れ

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/544108/LL_img_544108_2.png
ご利用の流れ

◆申し込み画面イメージ
申し込むサービスを選択し、申し込み面積と希望単価を入力して完了となります。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/544108/LL_img_544108_3.png
申し込み画面イメージ

「アグリポン」の詳細は以下のWebサイトをご覧ください。
https://www.optim.co.jp/agriculture/services/agripon


■「アグリポン」開発責任者からのコメント
このサービスの展開により、生産者の手間や負担を大幅に改善し、農業が抱える課題を解決できる手だてとなることを確信しています。また地域農業生産をサポートしている農業関連企業・組織が地域内で、これまでになかった新しい農業サービスを立ち上げることが可能となります。従来は、このような農業サービス自体が存在していなかったため、課題に対し産地としての打ち手がありませんでした。サービサーであるオプティムと地域で農業を支えている農業関連企業・組織とがタッグを組んで、強い産地づくりを実現してまいります。


■先行活用事例
みかんの有数の産地である和歌山県有田エリアにおいて、「アグリポン」により柑橘防除の需要を集約し、適正価格でドローン防除サービスを提供しております。
散布難易度が高い傾斜地の柑橘圃場に対し、高精度測位技術RTKによるドローンの自動操作で、安心安全・高品質の農作業を可能にしています。
酷暑で過酷な散布作業となるみかん園地での課題を解決し、お客様からは高い継続意向をいただいております。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/544108/LL_img_544108_4.jpeg
先行活用事例


■今後の展開
現在提供している農作業代行サービスに加え、今後はサービスメニューのさらなる拡充を予定しています。従来の防除や収穫などのサービスにおいても、データに基づいたサービス設計を取り入れることで、農作業の一層の効率化を実現してまいります。


■「ピンポイントタイム散布サービス」とは
「ピンポイントタイム散布サービス」は、全国26府県133市町村、計26,000haで導入されている国内初※2の、ドローンを活用した幅広い農作物に対する散布DXサービスです。

「ピンポイントタイム散布サービス」の詳細は以下のWebサイトをご覧ください。
https://www.optim.co.jp/agriculture/services/pts


※1 2025年1月22日時点、オプティム調べ。散布面積におけるシェア。
※2 2025年1月22日時点、オプティム調べ。


【オプティムの目指す、オプティマル事業とは】
~Optimal【形】最適な、最善の、最も有利な~
急速なインターネット普及に伴い、これまでネットを利用したことのないユーザーがネットを利用する機会が増えており、このユーザー層にとって現状のネットは必ずしも使いやすいものではありません。このような状況にあって、ネットを空気のように快適で、息をするように無意識に使えるサービス・インフラに変えていく。オプティマル事業とは、そのためのオプティム独自の最適化技術によるサービス事業の総称です。

製品情報 : https://www.optim.co.jp/services
Facebookページ: https://www.facebook.com/optimjpn
Xページ : https://x.com/optim_jpn


【株式会社オプティムについて】
商号 : 株式会社オプティム
上場市場 : 東京証券取引所プライム市場
証券コード : 3694
URL : https://www.optim.co.jp/
OPTiM TOKYO: (東京本社)
東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 18階
OPTiM SAGA : (佐賀本店)
佐賀県佐賀市本庄町1 オプティム・ヘッドクォータービル
OPTiM KOBE : 兵庫県神戸市中央区小野柄通7丁目1番1号 日本生命三宮駅前ビル11階
代表者 : 菅谷 俊二
主要株主 : 菅谷 俊二
NTT東日本株式会社
富士フイルムホールディングス株式会社
設立 : 2000年6月
資本金 : 445百万円

主要取引先:
株式会社NTTドコモ、NTTドコモビジネス株式会社、NTT西日本株式会社、NTT東日本株式会社、株式会社大塚商会、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、KDDI株式会社、株式会社小松製作所、ソフトバンク株式会社、パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社、リコージャパン株式会社など(五十音順)

事業内容:
ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業
(IoTプラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービス、その他サービス)


【Copyright・商標】
※ 記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。
※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。


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