オランダで「和」と果物や野菜が出会う。浮世絵に着想を得た日本人デザイナーのポスターが現地で公開
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/434168/LL_img_434168_1.png
市場とカフェにて使用されているポスター
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/434168/LL_img_434168_2.png
ポスター
オランダは、かつて画家ファン・ゴッホが日本の浮世絵から強く影響を受けたことでも知られ、日本文化や「和」の美学に親しみのある国のひとつです。そうした背景の中で、今回のポスターシリーズは、果物や野菜を題材に、日本の伝統美術「浮世絵」の様式を現代的に再構成したユニークな作品群として登場しました。
中でも特に注目を集めているのが、葛飾北斎の『百物語』にインスピレーションを得た作品群です。いちご・オレンジ・バナナといった果物が妖怪画のモチーフと融合し、幻想的かつ大胆なビジュアルが道ゆく人々の目を引いています。
その他にも、武士ときゅうり、鬼が両断するパプリカとパプリカの中に隠れていた妖怪たち、鬼に斬られていくマンゴーなど、日本の伝統的なキャラクターや世界観を食材と組み合わせた作品が並びます。それぞれに「和」のエッセンスを宿しながらも、鮮やかな色彩とダイナミックな構図で、現代の広告デザインとしても高い完成度を誇っています。
さらに、マンゴーやアボカドを描いたポスターには、背景に栄養素やビタミン成分がグラフィカルに配置されるなど、健康意識や情報性を感じさせる工夫も施されています。伝統とモダンが調和したその表現は、広告としてだけでなく、日常に寄り添う"機能するビジュアル"としても評価されています。
「日常にある食べ物と和の美学の融合」をコンセプトに、見慣れた食材に新たな視点を与える今回のデザインシリーズ。その斬新な表現は、遠く離れたオランダの街角で、「和の美学」が静かにオランダの日常に溶け込みはじめています。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/434168/LL_img_434168_3.jpg
市場の様子 1
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/434168/LL_img_434168_4.jpg
市場の様子 2
【デザイナー】
大保 翼 : https://x.com/Tsubasaaaaaaa14
Instagram: tsubasa.o.22
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プレスリリース提供元:@Press
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