プレスリリース

阪急・阪神の鉄道全線でCO2排出量を実質ゼロとする「カーボンニュートラル運行」の開始にあわせてラッピング列車を4月1日(火)から運行します

2025年03月17日(月)15時00分
阪急電鉄株式会社(本社:大阪市北区、社長:嶋田泰夫)と阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:久須勇介)は、脱炭素社会の実現に向けた取組として、2025年4月1日(火)から阪急・阪神全線の列車運行及び駅施設等で使用するすべての鉄道用電力を実質的に再生可能エネルギー由来の電力(再エネ電力)に置き換え、実質的にCO2排出量ゼロとする「カーボンニュートラル運行」を開始します。このたび、この「カーボンニュートラル運行」の開始にあわせて、同日から、そのイメージを車両にラッピングした列車を両社で運行することになりましたのでお知らせします。

このラッピング列車は、カーボンニュートラルの大切な要素である "光・空気・木"を擬人化し、サステナブルな社会の実現に向けた取組を加速させる勢いや機運の広がりをデザインしました。この列車の運行を通じて、お客様に再生可能エネルギーへの親しみや鉄道がCO2排出量の少ない環境にやさしい移動手段であることを身近に感じていただくことにより、脱炭素化への機運醸成や、鉄道のさらなる利用促進(モーダルシフト)を目指してまいります。
ラッピング列車の概要等は次のとおりです。

<ラッピング列車の概要>
1.運行期間
2025年4月1日(火)〜2027年3月31日(水)(予定)

2.運行編成
〈阪急電車〉神戸線・宝塚線1000系、京都線1300系 各1編成(8両編成)
〈阪神電車〉9000系 1編成(6両編成)

3.運行区間
〈阪急電車〉神戸本線、神戸高速線、今津北線、宝塚本線、京都本線、千里線
※能勢電鉄線、Osaka Metro堺筋線にも乗り入れます
〈阪神電車〉本線、阪神なんば線、神戸高速線
※山陽電鉄線、近鉄奈良線にも乗り入れます

4.車両のデザイン・特徴
●先頭車両のデザイン
カーボンニュートラルの大切な要素である "光・空気・木"を擬人化し、サステナブルな社会の実現に向けた取組を加速させる勢いや機運の広がりをデザインしました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/430085/img_430085_1.jpg
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/430085/img_430085_2.jpg
阪急阪神ホールディングスグループの社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」のシンボルマークを描くウマカケバクミコ氏※によりイラストをデザインしていただきました。
※大阪府出身のイラストレーター。キャラクター・広告・出版・Web などのイラストを幅広く制作。阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクトの立上げ時から、シンボルマークをはじめとするイラスト全般をご担当いただいています。

●中間車両のドア横ステッカー
各車両のドア横にカーボンニュートラル運行をアピールするステッカーを貼付します。ステッカーの貼付により、「電車はエコな移動」「移動時には電車を選ぼう」という機運を高め、鉄道へのさらなる利用促進(モーダルシフト)を呼びかけます。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/430085/img_430085_3.jpg
鉄道はお客様一人あたりの輸送エネルギーが自動車と比べて低く、都市部に路線を持つ阪急・阪神では自動車の 「約1/10」となっています。

●車内広告
車内のすべての広告スペースを使って、阪急阪神ホールディングスグループ各社の環境保全の推進に関連した取組や環境省が進める「デコ活」を紹介します。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/430085/img_430085_4.jpg
デコ活とは、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動のことです。

5.全線カーボンニュートラル運行のPR動画の放映
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/430085/img_430085_5.jpg
全線カーボンニュートラル運行をより多くの方に知っていただくために、PR動画を列車内のディスプレイや駅のデジタルサイネージなどで放映します。アニメ「夏目友人帳」シリーズの夏目貴志や「進撃の巨人」シリーズのリヴァイ、「ONE PIECE」のトラファルガー・ローなどの人気キャラを演じる声優の神谷浩史さんに、優しさと強さを併せ持つ透明感のある声で阪急阪神ホールディングスグループの未来への決意を表現していただきました。

●動画の概要
公開期間:2025年3月17日(月)〜6月30日(月)
動画公開 URL: https://www.hankyu-hanshin.co.jp/sustainability/

(動画イメージ)
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/430085/img_430085_6.jpg
(参考)脱炭素社会実現に向けた鉄道の環境優位性の理解促進について
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/430085/img_430085_7.jpg
一般社団法人日本民営鉄道協会とJRグループ各社では、日本のカーボンニュートラルの実現に向けて、相対的に低炭素な輸送モードである鉄道のさらなる利用促進(モーダルシフト)をめざすとともに、鉄道の環境優位性に対する社会的な理解促進のため、共通ロゴマークとスローガンを定め、鉄道業界一丸でPRに取り組んでいます
〈詳細ページ〉 https://www.mintetsu.or.jp/association/news/2023/22402.html


阪急電鉄株式会社 https://www.hankyu.co.jp/

阪神電気鉄道株式会社 http://www.hanshin.co.jp/

阪急阪神ホールディングス株式会社 https://www.hankyu-hanshin.co.jp/

リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/8fcb81a9f2fc976d5b7c191d593affb57e67f4e2.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国の1─4月鉄鋼輸出は過去最高、関税見越した前倒

ワールド

台湾総統、新ローマ教皇プレボスト枢機卿に祝辞 中国

ビジネス

景気一致指数3月は前月比1.3ポイント低下、4カ月

ワールド

中国レアアース輸出、4月は前月比-15.6% 輸出
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 2
    ついに発見! シルクロードを結んだ「天空の都市」..最新技術で分かった「驚くべき姿」とは?
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 5
    骨は本物かニセモノか?...探検家コロンブスの「遺骨…
  • 6
    中高年になったら2種類の趣味を持っておこう...経営…
  • 7
    恥ずかしい失敗...「とんでもない服の着方」で外出し…
  • 8
    教皇選挙(コンクラーベ)で注目...「漁師の指輪」と…
  • 9
    あのアメリカで「車を持たない」選択がトレンドに …
  • 10
    韓国が「よく分からない国」になった理由...ダイナミ…
  • 1
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 4
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 5
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 6
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見.…
  • 7
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 8
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どち…
  • 9
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 10
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中