韓国現代史の暗部を描くポリティカル・ノワール、『ソウルの春』の実力
実際のところは分からない。だって始まってすぐに「実話をモチーフにしたフィクションである」というクレジットが入る。さらに主人公の2人だけではなく、登場人物のほとんどは実物と名前を変えられている。
書くまでもないかもしれないが、チョン・ドゥグァンのモデルは、クーデター後に光州事件を引き起こし、その後に第11代・12代大統領となったチョン・ドゥファン(全斗煥)であり、イ・テシンのモデルは実際に陸軍本部(正規軍)側の主力となってクーデターに対峙したチャン・テワン(張泰玩)だ。
韓国では近現代史の暗部を描く映画のジャンルをポリティカル・ノワールと呼称するらしいが、あくまでもエンタメとして観るべきなのだろう。
でもたとえエンタメだとしても、かつての大統領も含めて政治家や軍人たちをしっかりと批判することの意味は大きい。さらに、142分の映画だが女性はほとんど出てこない。民間人もほぼいない。最初から最後まで男だけの群像劇。日本のエンタメとは方向が明らかに違う。それなのに2023年の公開時、韓国では1300万人の動員を記録した。国民の約4分の1が観たことになる。
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が非常戒厳を宣布したとき、多くの国民が国会前に集結して抗議の声を上げた。兵士の銃を正面からつかんだ女性の映像は衝撃的だった。
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