コラム
韓国を知る 木村幹
韓国を知る 木村幹

「ハト派の石破新首相」という韓国の大いなる幻想

<「ハト派」石破首相の誕生を韓国は好意的にとらえている。その歴史認識が韓国から見て「望ましい」からだが、石破氏は誤解されているのではないか>

2024.10.16
韓国を知る 木村幹

全斗煥クーデターを描いた『ソウルの春』ヒットと、独裁が「歴史」になった韓国の変化

<韓国で大ヒットした映画『ソウルの春』の日本公開が始まった。1979年の全斗煥によるクーデターを描いた作品だが、韓国で近年、独裁期をテーマに

2024.09.10
韓国を知る 木村幹

「ディオール疑惑」尹大統領夫人の聴取と、韓国検察の暗闘

<金建希・韓国大統領夫人が韓国検察に事情聴取された。検察トップ出身で、検察を自らの政治的基盤としてきたはずの尹錫悦が子飼いの検察官に「噛み付

2024.08.06
韓国を知る 木村幹

韓国が「佐渡の金山」の世界遺産登録に騒がない訳

<かつて「軍艦島」の世界遺産登録をめぐって日韓は壮絶な「歴史戦」を演じた。「佐渡の金山」も同じ状況になるかと思われたが、そうはなっていない。

2024.07.03
韓国を知る 木村幹

「出生率0.72」韓国の人口政策に(まだ)勝算あり

<韓国が移民受け入れに舵を切った。合計特殊出生率0.72という破壊的な少子化を食い止めるための一策だが、同じ少子化に苦しむ日本に比べればまだ

2024.06.05
韓国を知る 木村幹

総選挙大勝、それでも韓国進歩派に走る深い断層線

<韓国総選挙の結果は周知の通り与党・国民の力の大敗。政局の主導権は野党の側に移ったように見えるが、それは野党に不安要因がないことを意味しない

2024.05.08
韓国を知る 木村幹

医学部定員増に反対してストを続ける、韓国医師の「ミゼラブル」な前途

<医学部定員増に反対する韓国医師のストが続いている。特権を失いかねないエリートの彼らが反対するのは合理的なのだが、執拗な闘争には歴史的な背景

2024.04.02
韓国を知る 木村幹

注目の新党はあえなく空中分解......韓国で第3党が成功しない理由

<韓国の総選挙まであと1カ月あまり。どちらもスキャンダルを抱える2大政党への国民の不信は根深い。ならばなぜ、第3党ブームが起きないのか? そ

2024.02.27
韓国を知る 木村幹

脅せば脅すほど台湾と韓国で「シンパ」が負ける......中国と北朝鮮が「不合理な恫喝」に走る訳

<中国が台湾を、北朝鮮が韓国を脅せば脅すほど、それぞれ親中派、親北派が選挙で負ける現象が常態化している。なぜ中朝はこんな非合理的な選択をして

2024.01.31
韓国を知る 木村幹

「韓国大好き」は実は少数派に過ぎない......データが語る日韓ポップカルチャー交流の限界

<日本におけるKポップ人気や、韓国での漫画やアニメの隆盛が将来の日韓関係によい影響をもたらすはずだ――韓流ブームが始まって20年。むしろ日韓

2023.12.19
MAGAZINE
特集:非婚化する世界
特集:非婚化する世界
2025年6月17日号(6/10発売)

非婚化・少子化の波がアメリカもヨーロッパも襲う。世界の経済や社会福祉、医療はどうなる?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?...「がん」「栄養」との関係性を管理栄養士が語る
  • 2
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高にかっこいい」とネット絶賛 どんなヘアスタイルに?
  • 3
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波でパニック...中国の輸出規制が直撃する「グローバル自動車産業」
  • 4
    サイコパスの顔ほど「魅力的に見える」?...騙されず…
  • 5
    林原めぐみのブログが「排外主義」と言われてしまう…
  • 6
    メーガン妃とキャサリン妃は「2人で泣き崩れていた」…
  • 7
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 8
    さらばグレタよ...ガザ支援船の活動家、ガザに辿り着…
  • 9
    4年間SNSをやめて気づいた「心を失う人」と「回復で…
  • 10
    ハルキウに「ドローン」「ミサイル」「爆弾」の一斉…
  • 1
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 2
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 3
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタらが乗ったガザ支援船をイスラエルが拿捕
  • 4
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 5
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 6
    ファスティングをすると、なぜ空腹を感じなくなるの…
  • 7
    今こそ「古典的な」ディズニープリンセスに戻るべき…
  • 8
    アメリカは革命前夜の臨界状態、余剰になった高学歴…
  • 9
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 10
    脳も体も若返る! 医師が教える「老後を元気に生きる…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 9
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中