【銘柄】「Switch 2」好調の任天堂にまさかの暗雲...AIブームによるメモリー価格高騰の影響はどこまで広がるか?
HBMは高い利益率が特徴で、世界のメモリー半導体供給の約9割を占める韓国のサムスン電子とSKハイニックス、アメリカのマイクロン・テクノロジーの大手3社は、生産リソースを従来の汎用RAMからHBMへとシフトさせています。この生産調整が、ゲーム機に使用される汎用メモリーの供給不足を引き起こしています。
さらに、アメリカによる中国への半導体輸出規制も、需給の逼迫を加速させています。市場調査会社の分析では「需給逼迫への懸念と投機的な買い需要から、価格が『雪だるま式』に上昇している」という状況が指摘されています。
■電子機器全般への価格転嫁が進行中
メモリー価格の上昇は、パソコンやスマートフォン市場にも波及しています。中国のレノボ・グループはメモリー価格上昇への対応として、2026年初頭の製品値上げを顧客に通知し始めました。また、デル・テクノロジーズ(アメリカ)も、12月17日から製品価格を最大30%引き上げています。
2026年第1四半期も、メモリー価格は再び大幅上昇すると予測されています。その結果、スマホやノートPCのメーカーは製品価格の引き上げやスペック削減を余儀なくされ、特に中低価格帯ではRAM容量が抑えられる可能性があります。
価格戦略の見直しや出荷予測の下方修正も避けられず、PC市場でも2026年第2四半期にかけて価格変動が大きくなる、とみられています。
■供給制約の解消は長期化の見込み
その一方で、メモリー生産能力の拡張には、工場設備の整備など長い期間を要すると指摘されています。短期的な増産は困難で、需給バランスが安定するまでには相当な時間がかかるとの見方が示されています。
AI向け高利益率半導体への生産集中という構造的な問題が解消されない限り、任天堂をはじめとする電子機器メーカーの収益性への懸念は継続する可能性が高いといえます。
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