コラム

「騙されるAI」0.001%の誤情報の混入で誤った回答を導く巨大な罠

2025年05月05日(月)10時46分

犯罪を生業にしている者が少し金をかければ短期間、低コストでAIを騙すためのコンテンツを拡散するネットワークを作ることができるだろう。詐欺やなりすまし、あるいは依頼を受けて競合企業を貶める偽情報を拡散するといったこともできる。

もちろん、単純に自分のサイトへのアクセスを増やすこともできる。


不正な方法でアクセスを増やすのは収益とリスクのバランスを考えるとよくないような気もするが、多くのスマホにAIアシスタントが搭載され、AIを誰もが使う時代なのだ。

ちょっとしたコストとリスクを負ってAIを騙せば大きな収益につながる。その誘惑に負ける人は少なくないだろう。

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プロフィール

一田和樹

複数のIT企業の経営にたずさわった後、2011年にカナダの永住権を取得しバンクーバーに移住。同時に小説家としてデビュー。リアルに起こり得るサイバー犯罪をテーマにした小説とネット世論操作に関する著作や評論を多数発表している。『原発サイバートラップ』(集英社)『天才ハッカー安部響子と五分間の相棒』(集英社)『フェイクニュース 新しい戦略的戦争兵器』(角川新書)『ネット世論操作とデジタル影響工作』(共著、原書房)など著作多数。X(旧ツイッター)。明治大学サイバーセキュリティ研究所客員研究員。新領域安全保障研究所。

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