米メキシコ湾の有望深海油田、最大51%権益入札に欧州勢など関心=関係者
ロンドン南東部にあるシェル石油のガソリンスタンド。2023年2月2日撮影。REUTERS/May James
David French Shariq Khan Andres Gonzalez
[ロンドン/ニューヨーク 2日 ロイター] - 米メキシコ湾屈指の有望な超深海油田とされる「シェナンドア油田」の権益最大51%を売却するための競争入札手続きがこのほど開始された。
中東の紛争を受けて北米におけるエネルギー事業への関心が高まる中で、複数の関係者によると、フランスのエネルギー大手トタルエナジーズ、英石油大手シェルとBP、スペイン石油大手レプソルなどの欧州勢、米石油大手シェブロンが応札を検討している。
売却対象権益を保有するのは、米投資会社ブラックストーンが支援するビーコン・オフショア・エナジー、クオンタム・キャピタル・グループとヒューストン・エナジーが所有するHEQディープウォーターの両社。残る49%の権益はイスラエル企業の持ち分となっている。
関係者の話では、1回目の入札が数週間以内に行われる見通し。中東やアジアのエネルギー企業も応札に加わる可能性があるという。
シェナンドア油田の原油・天然ガスは総深度約3万フィート(約9000メートル)の深海に埋蔵されているため、高水圧下での探査や開発は技術的に極めて難しい。ただメキシコ湾岸で最も大きな可能性を秘めたプロジェクトの一つと考えられている。
同油田は昨年7月に生産を開始し、運営主体のビーコン・オフショア・エナジーは同10月、フェーズ1(最初の商業生産段階)において開発した4つの油井の生産量が目標とする日量10万バレルを達成したと発表した。
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