コラム

「後悔してます」働きづめで息子たちとの時間を蔑ろにしてきた父の懺悔

2021年02月12日(金)15時10分

A:あなたの内省と自己認識の能力には驚きと称賛を禁じ得ません。人生を通じて追い掛けてきたものが間違いだったと認めて、針路を変えるのは簡単ではありません。でも、今ならまだ間に合います。

まずは私にしたように、お子さんたちに対して率直に今の気持ちを伝えてください。手紙を書き、自分の人生の優先順位が変わったこと、これまでの後悔、もっと2人と親しくなりたいと思っていることを伝え、謝るのです。いまわの際でなく今、この気付きを得られたのは幸運です。良き父親としての数十年がまだ残っていますから。

あとはお子さんたちの歩み寄りを待つだけです。この程度のネグレクトなら、家庭内暴力などより、ずっと傷は浅いはず。上のお子さんは大学生なので、交流には骨が折れるでしょうが、下のお子さんは不器用でも償いをしようとする父の姿から何かを学ぶと思います。お子さんたちに渋い顔をされても、一緒に映画や音楽を楽しんだり、旅に出たりしてみてください。

──ニコール・クリフ(ライター、スレート誌人生相談員)

©2020 The Slate Group

<本誌2020年3月24日号掲載>

20210803issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

8月3日号(7月27日発売)は「モデルナの秘密」特集。新型コロナワクチンを高速開発したベンチャー企業「モデルナ」の正体と、彼らが追う「mRNA治療薬」の可能性


プロフィール

スレート誌人生相談員

育児や家庭生活から人間関係、セックスまで、誰にも言えないあらゆる悩みに米作家やライターが答えます。

ニュース速報

ワールド

東京都、新たに4058人のコロナ感染者を確認 初の

ビジネス

アングル:コロナ再拡大に大洪水、世界の供給網「限界

ワールド

焦点:見直し迫られるバイデン氏のコロナ戦略、デルタ

ビジネス

伊銀モンテ・パスキ、コア資本比率マイナスも=EU健

MAGAZINE

特集:モデルナの秘密

2021年8月 3日号(7/27発売)

コロナワクチンを高速開発したベンチャー企業モデルナの正体とmRNA治療薬の可能性

人気ランキング

  • 1

    いくら太陽光発電所を作っても、日本の脱炭素政策が成功しない訳

  • 2

    東京五輪、中国人バド選手が韓国ペアとの試合中に「罵倒」連発で騒動に

  • 3

    女子陸上短距離ジョイナーの「伝説と疑惑の世界記録」は東京で破られる?

  • 4

    パリ五輪ロゴの出会い系アプリ激似説がネットで再燃

  • 5

    ドラァグクイーンと子供のふれあいイベントが抗議殺…

  • 6

    1匹だけみにくい子猫、病気と思ったら「オオカミ」だ…

  • 7

    福山雅治ほどの温厚な人を怒らせた「3つのスイッチ」とは

  • 8

    コーチもいないオーストリアの数学者が金メダル、自…

  • 9

    世界で「嫌われる国」中国が好きな国、嫌いな国は?

  • 10

    「お尻がキラキラ光るクモ」ではなく、無数の赤ちゃ…

  • 1

    1匹だけみにくい子猫、病気と思ったら「オオカミ」だった

  • 2

    東京五輪、中国人バド選手が韓国ペアとの試合中に「罵倒」連発で騒動に

  • 3

    いくら太陽光発電所を作っても、日本の脱炭素政策が成功しない訳

  • 4

    「無駄に性的」罰金覚悟でビキニ拒否のノルウェー女…

  • 5

    「競技用ショーツが短すぎて不適切」英パラ代表選手…

  • 6

    チベットの溶ける氷河から、約1万5000年前の未知のウ…

  • 7

    競泳界の「鉄の女」が水の上を歩く奇跡の一枚

  • 8

    東京五輪は始まる前から失敗していた

  • 9

    「三国志」は日本人も中国人も大好き(でも決定的な…

  • 10

    国際交流を奪われた悲しき五輪で角突き合わせる日本…

  • 1

    1匹だけみにくい子猫、病気と思ったら「オオカミ」だった

  • 2

    加害と向き合えない小山田圭吾君へ──二度と君の音楽は聴きません。元いじめられっ子からの手紙

  • 3

    20万円で売られた14歳日本人少女のその後 ──「中世にはたくさんの奴隷がいた」

  • 4

    「無駄に性的」罰金覚悟でビキニ拒否のノルウェー女…

  • 5

    「1日2個、カットしてスプーンで食べるだけ」 メンタル…

  • 6

    「競技用ショーツが短すぎて不適切」英パラ代表選手…

  • 7

    東京五輪、中国人バド選手が韓国ペアとの試合中に「…

  • 8

    人間のオモチャにされたイルカ死ぬ──野生動物に触る…

  • 9

    韓国で、日本製バイクの販売が伸びている理由

  • 10

    テスラ6月に発売した新型「モデルS」運転中に発火=所…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

投資特集 2021年に始める資産形成 英会話特集 Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メンバーシップ登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中