ニュース速報
ワールド

韓国大統領、戦時作戦統制権の早期移管・選択的募兵制に意欲

2026年03月27日(金)19時45分

李在明大統領、1日撮影 聯合ニュース via REUTERS

Kyu-seok Shim Heejin Kim

[ソウ‌ル 27日 ロイター] - 韓国の李在明‌大統領は27日、米国からの戦​時作戦統制権の早期移管を目指す方針を表明⁠し、軍の自立の重​要性を強調した。

国防省で軍幹部と会合した際、選択的募兵制なども含めた軍の近代化を進める考えを示した。

李氏は、ウク⁠ライナや中東での戦争、朝鮮半島の緊張を例に挙げ、韓国軍の⁠最優​先任務は北朝鮮の挑発に対応する態勢を維持することだと指摘。

「韓国と米国の堅固な同盟は朝鮮半島の平和と安定の柱だが、過度な依存は望ましくない」とし「戦時作⁠戦統制権の移管は迅速‌に進める」と述べた。

現在、朝鮮半島で有事が発⁠生し⁠た際は米軍が連合軍の指揮を執ることになっているが、韓国の歴代政権は統制権の移管を目指してきた。李政権は米国と合意‌した軍事能力の条件を満たした​上で、‌任期中の2030年⁠までに移​管完了を目指す意向を示唆している。

李氏は、先端技術を活用した将来の戦場に対応できる「よりスマートで強い軍隊」への転換を呼びかけ、‌韓国軍が朝鮮半島防衛で主導的な役割を果たす準備を整えるべ​きだと主張した。

李氏は大⁠統領選で、徴兵制を維持しつつも、一定の条件を満たした若者が志願兵や代替服​務を選択できる「選択的募兵制」を提唱。人口減に伴う兵力不足に対応するため、服務期間の調整なども盛り込んでいる。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

訂正-トランプ氏のガザ和平案、8カ月でハマス武装解

ワールド

米上院、国土安全保障省への資金法案可決 ICEは除

ワールド

中国、米通商慣行の対抗調査開始 即時の報復回避

ワールド

台湾、電気料金値上げ見送り 中東紛争でも物価安定優
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊張緩和の兆しか
  • 3
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終回に世界中から批判殺到【ネタバレ注意】
  • 4
    「俺たちはただの人間だ」――BTSが新アルバム『ARIRAN…
  • 5
    まずサイバー軍が防空網をたたく
  • 6
    親の遺産はもう当てにできない? ベビーブーム世代…
  • 7
    意外と「プリンス枠」が空いていて...山崎育三郎が「…
  • 8
    デンマーク王妃「帰郷」に沸騰...豪州訪問で浮かび上…
  • 9
    「予想よりも酷い...」ドラマ版『ハリー・ポッター』…
  • 10
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 1
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公開...母としての素顔に反響
  • 2
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 3
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラリアの「NVES規制」をトヨタが切り抜けられた理由
  • 4
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 5
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 6
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 7
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 8
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 9
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 10
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中