米ロ核軍縮条約失効、新たな軍拡競争の懸念 中国が対話再開呼びかけ
写真は新START協定に署名するオバマ米元大統領とメドベージェフ露元大統領。2010年4月、プラハで撮影。REUTERS/Jason Reed
Guy Faulconbridge Mark Trevelyan
[モスクワ 5日 ロイター] - 米国とロシア間の新戦略兵器削減条約(新START)が5日、失効した。安全保障の専門家は、中国の核武装も含めた新たな軍拡競争が始まる危険性があると指摘する。
ロシアのプーチン大統領は、新STARTの主要条項順守をもう1年延長することを提案したが、トランプ米大統領は中国を含めた枠組みを標榜(ひょうぼう)し、プーチン氏の提案に正式な返答をしていない。
国連のグテレス事務総長は、執行が目前に迫った4日、核兵器保有が野放しになる事態が「最悪のタイミングで起きてはならない。核兵器使用のリスクはこの数十年間で最高水準にある」と警鐘を鳴らした。
中国外務省は5日、条約失効は遺憾とし、米国に対し「戦略的安定」についてロシアとの対話を再開するよう求めた。





