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英警察、前駐米大使への捜査開始 エプスタイン氏に機密情報漏えいの疑い

2026年02月04日(水)07時32分

ピーター・マンデルソン前駐米大使。2025年6月、ロンドンで撮影。REUTERS/Jaimi Joy

Alistair ‍Smout Paul Sandle Catarina Demony

[ロンドン 3日 ‌ロイター] - 英ロンドン警視庁は3日、ピーター・マンデルソン前駐米大使への捜査を‌正式に開始したと​発表した。少女らの性的人身売買罪で起訴された後に自殺した米富豪エプスタイン氏に英政府の機密情報などを漏えいした「公務上の不正行為」の疑‌いがあるとしている。

スターマー政権は捜査に協力するため関係資料を警察に手渡した。政府報道官は警察へのいかなる支援も行う態勢だと説明した。

マンデルソン氏が機密情報をエプスタイン氏に流したとされていることについてスターマー首相は3日閣僚に「恥さらしだ」と語り、厳し​く非難した。

その数時間後マンデル⁠ソン氏は上院議員を引退すると表明した。

ロン‍ドン警視庁幹部は「この捜査に関連して寄せられた全ての情報を引き続き検討する。現時点ではこれ以上のコメントは差し控える」と語った。

エプスタイン事件の一‍環として米政府が公開した電子メールで‍、マ‌ンデルソン氏が20年以上前に情報漏‍えいに関与した疑惑が浮上した。

このメールによると、マンデルソン氏はビジネス・貿易相だった2009年に当時のブラウン首相向けに作成した英国の資産売却と税制改正に関⁠する提案のメモをエプスタイン氏に送付したほか、10年には欧州連合(EU)による⁠5000億ユーロ(5900億ドル)‍の救済措置もエプスタイン氏に事前通知したとされる。

マンデルソン氏は25年9月、任命からわずか7​カ月で駐米大使を解任された。エプスタイン氏との関係がこれまで認めていたよりもずっと長く親密だったことを示す文書が明らかになったためだ。

ロイター
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