英政府、EU防衛物資調達枠組みへの参加申請を検討=スターマー首相
1月30日、中国・上海で行われた英国議会のレセプションで演説するスターマー英首相(2026年 ロイター/ Carl Court)
Andrew MacAskill
[北京 1日 ロイター] - スターマー英首相は先月末、英政府は欧州連合(EU)の防衛物資調達枠組み「欧州安全保障行動(SAFE)」への参加申請を検討すると述べた。先週中国に向かう途中で記者団に語った内容が2月1日に公開された。
英政府は2月1日からの週にEU欧州委員会との協議を控えている。欧州委員会は、対ロシア懸念の高まりや、米国はトランプ大統領の下で欧州への安全保障上の関与が揺らぐのではないかという疑念から、防衛力強化に向けてSAFE融資制度改訂版の立ち上げを検討している。
英国は当初、1500億ユーロ(約1770億ドル)規模のSAFE基金への参加を目指したものの、スターマー政権が参加に伴う財源拠出を拒否したため、計画は昨年11月に頓挫した。
英国は新たなSAFE制度への参加を目指すのか問われたのに対してスターマー氏は、欧州は再軍備のために、さらに多くの取り組みを行う必要があると発言。「そのためには、SAFEのような制度や他の枠組みを検討し、より緊密に協力できる道があるかどうかを見極める必要があるはずだ」と述べた。また「SAFEであれ、他の取り組みであれ、最も広い意味での欧州、つまりEUに加えて他の欧州諸国も含めた欧州が、より緊密に協力することには大きな意義がある」とも述べた。





