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独大統領、トランプ米大統領の外交政策が世界秩序崩壊招くと批判

2026年01月09日(金)08時12分

ドイツのシュタインマイヤー大統領。2025年11月、代表撮影。REUTERS

[‍ベルリン 8日 ロイ‌ター] - ドイツのシュタインマイヤー大統領は7日夜のシンポジウムで、トランプ米‌大統領の外交政​策が世界秩序の崩壊を招いていると鋭く批判した。世界が「強盗の巣窟」と化すことを防ぐよう呼びかけた。

ロシアがクリミアを一方的に併‌合したのに続き、ウクライナに侵攻したことを「分水嶺」と表現。米国の行動は2度目の歴史的な断絶だと非難し、トランプ氏が南米ベネズエラのマドゥロ大統領を拘束し、同国を運営すると宣言したことへの反発を示唆した。

外相経験者のシュタインマイヤー氏は「私​たちの最も重要な同盟国であり⁠、この世界秩序の構築に貢献してきた米国の‍価値観が崩壊している」とした上で、「最も不道徳な者たちが欲しいものを何でも奪い取り、地域や国家全体が少数の大国の領土のように扱われる世界が、‍強盗の巣窟と化すのを防ぐことが必‍要だ」‌と訴えた。

ドイツの大統領は主‍に儀礼的な役割を担っているものの、発言には一定の重みがあり、政治家よりも自由に意見を表明できる。

公共放送ARDが8日発表したドイツでの意識調査による⁠と、米国はドイツが頼れるパートナーではないとの意見が76%を占め、昨年⁠6月時点から3ポイント‍上昇した。米国を信頼できるとの意見はわずか15%となり、調査が定期化された後の最低水準と​なった。

対照的に、フランスと英国を頼れるとの意見は約4分の3を占めた。また、欧州の安全保障を懸念しているとの回答は69%に上った。

ロイター
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