シンガポール、25年4.8%成長 AI特需で21年以来の高水準
2日発表されたシンガポールの2025年第4・四半期国内総生産(GDP)速報値は前年同期比5.7%増だった。製造業の堅調な伸びと世界的な人工知能(AI)関連需要の高まりが背景。25年の成長率は4.8%と21年以来の高水準となった。2023年1月撮影(2026年 ロイター/Caroline Chia)
Xinghui Kok
[シンガポール 2日 ロイター] - 2日発表されたシンガポールの2025年第4・四半期国内総生産(GDP)速報値は前年同期比5.7%増だった。製造業の堅調な伸びと世界的な人工知能(AI)関連需要の高まりが背景。25年の成長率は4.8%と21年以来の高水準となった。
25年の成長率は、昨年11月に上方修正された予測値(4.0%前後)を大きく上回った。
ロイターがまとめた第4・四半期の前年比成長率のエコノミスト予想は3.7%だった。
貿易産業省は第4・四半期の成長は、バイオメディカル製造業とエレクトロニクス・クラスターの生産拡大がけん引したと説明した。AI関連の半導体、サーバー、サーバー関連製品への持続的な需要がハイテクセクターを後押ししたとも指摘した。
第4・四半期は季節調整済みの前期比1.9%増だった。
OCBCのエコノミスト、セレーナ・リン氏は、24年(4.4%)からの成長加速について、回復力のある世界経済と輸出需要、相互関税前の前倒し効果、主要セクターの好調を反映したと述べた。
ウォン首相は新年の辞で、25年の予想を上回る成長について米国の関税発動が予想より遅く、かつ低水準であったこと、AI関連需要急増を挙げた。今年もその成長ペースを維持するのは難しいとの認識を示した。





