テキサス沖でメキシコ海軍機墜落、6人死亡 やけどの2歳児移送中
Aida Pelaez-Fernandez Sarah Morland
[メキシコ市 23日 ロイター] - メキシコ海軍の小型航空機が米テキサス州沖合で22日に墜落し、熱湯で重度のやけどを負っていた2歳児を含む少なくとも6人が死亡した。人道任務としてこの子どもを米国の病院へ移送する途中だった。
海軍は23日午後、墜落後に行方不明になっていた搭乗者1人の遺体を発見したと発表。墜落による最終的な死者数は6人となった。
メキシコ南部の都市メリダから子どもを運んでいた航空機に搭乗していた8人のうち、2人は生存。容体は安定しており、手当てを受けているという。
メキシコのシェインバウム大統領は定例記者会見で「遺族の方々、そして飛行機に乗っていた方々に哀悼の意を表する。救急隊員、看護師、海軍関係者、そして子どもの親族が搭乗していた」と述べた。
テキサス州ガルベストンの保安官事務所に詳しい情報を求めたが、回答を得られていない。
メキシコ海軍は墜落の原因について詳細を明らかにしなかった。





