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トランプ氏、プロジェクト遅延巡り防衛企業と協議へ 役員報酬制限も
2025年12月23日（火）09時55分
12月22日、米フロリダ州パームビーチのマールアラーゴで撮影。REUTERS/Jessica Koscielniak
Steve Holland
[パームビーチ（米フロリダ州） ２２日 ロイター] - トランプ米大統領は２２日、主要防衛関連企業と来週会談し、生産の遅れやコスト超過に対処すると発表した。
役員報酬や自社株買い、配当支払いが生産目標の未達に影響を及ぼしている可能性について協議するという。
トランプ氏は「われわれは航空機や船舶など必要なものの建造に資金を投じ始めるつもりだ。１０年後や１５年後ではなく今、必要だ」と述べた。
ロイターは先週、予算超過・遅延プロジェクトを抱える防衛関連企業に対し、配当・自社株買い・役員報酬を制限する大統領令を米政府が準備していると報じた。
トランプ氏と国防総省は、コストが高く、対応が遅く、柔軟性のない防衛産業の性質に不満を抱いており、防衛装備の生産迅速化に向け、抜本的な改革を約束している。
