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韓国中銀、外国為替市場でドル供給拡大へ臨時措置 ウォン安受け
2025年12月19日(金)16時48分
[ソウル 19日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は19日、ウォン安是正に向け、国内の外国為替市場でドル供給を拡大することを目的とした臨時措置を発表した。
中銀当局者はまた、為替レートの動きをスムーズにするため、当局が市場でドル売り介入を行っていると述べた。
持続的なウォン安により、インフレ率上昇懸念が高まっている。
当局者はブリーフィングで「外国為替市場の需給不均衡は深刻化しており、短期的な改善が必要だ」と語った。
中銀は海外で保有されている資産の流入を促すため、来年1月から6カ月間、金融会社の外貨支払い準備預金について、要件を上回る部分に利子を支払うと発表。臨時の金融通貨委員会を経て、金融会社が外貨建て負債を保有するために政府に預け入れする義務を免除するとも述べた。
ウォンは18日、4月9日以来の安値となる1ドル=1482.1ウォンをつけ、今年後半には対ドルで8%以上下落。年初来では0.6%下落しており、5年連続のマイナスとなりそうだ。





