トルコ、利下げ後もディスインフレ継続へ=中銀総裁
トルコ中央銀行のカラハン総裁(写真)は12日、政策金利の1週間物レポ金利を150ベーシスポイント(bp)引き下げた後も、短期指標と中期見通しはディスインフレ継続を示していると述べた。イスタンブールで2月撮影(2025年 ロイター/Dilara Senkaya)
Ece Toksabay
[アンカラ 12日 ロイター] - トルコ中央銀行のカラハン総裁は12日、政策金利の1週間物レポ金利を150ベーシスポイント(bp)引き下げた後も、短期指標と中期見通しはディスインフレ継続を示していると述べた。
11日の38.0%への利下げは予想の上限に近い大幅なものとなった。過去2カ月のデータでは、夏に物価上昇圧力が高まった後、再びディスインフレに戻ったことが示唆されていた。
カラハン氏は国内の有力経済団体がアンカラで主催したイベントで、「短期指標・中期見通しはともに、ディスインフレが継続しており、今後も続くことを示している」と述べた。
また、民間消費の大幅な伸びは鈍化し、家計のインフレ期待は引き続き低下すると述べたうえで、インフレ見通しが中間目標から乖離した場合は政策を引き締めると述べた。





