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インディアナ州上院、トランプ氏推進の選挙区割り変更案を否決

2025年12月12日(金)13時36分

2025年9月25日、米ワシントンのホワイトハウスの大統領執務室で撮影。REUTERS/Kevin Lamarque/File Photo

Joseph Ax

[11日 ロイター] - 米中西部インディアナ州議会上院は11日、来年の中間選挙で共和党に有利になる連邦議会下院選挙区の区割り変更案を否決した。全国的に区割り変更を推進するトランプ大統領の取り組みにとって打撃となる。

反対31票、賛成19票で、共和党議員の半数以上が、民主党議員10人全員とともに反対に回った。

トランプ氏はこの日の採決に至るまで、ソーシャルメディアへの一連の投稿で、区割り変更に反対する共和党議員数人を名指しし、対立候補を支持すると警告してきた。

採決後、記者団に対し、新たな区割りは「素晴らしいものだっただろう」と述べ、共和党の議席を2議席増やすことができたと指摘した。

区割り変更に反対したロドリック・ブレイ州上院議長代行が次の予備選で落選することを望むと述べ、「大きな損害を与えたからだ」と非難した。

先週に州議会下院を通過していた同案では、連邦議会下院で民主党が現在保有する2議席を共和党が奪い、9議席全てを独占する可能性があった。

区割り変更に反対した共和党のスペンサー・ディーリー上院議員は「自由で憲法に基づく共和国に住んでいるということは、有権者に決定を下す権限を与え、彼らの意志を何があっても受け入れるということだ」と述べた。

ロイター
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