再送-米財務長官、トランプ関税を擁護 最高裁の合憲判断を楽観視

ベセント米財務長官は３日、トランプ大統領が国際緊急経済権限法（ＩＥＥＰＡ）に基づき世界各国に課した関税措置を巡り、連邦最高裁が合憲と判断することを楽観視していると述べた。マレーシアのクアラルンプールで１０月撮影（２０２５年　ロイター/Hasnoor Hussain）

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［ ニューヨーク　３日　ロイター］ - ベセント米財務長官は３日、トランプ大統領が国際緊急経済権限法（ＩＥＥＰＡ）に基づき世界各国に課した関税措置を巡り、連邦最高裁が合憲と判断することを楽観視していると述べた。

ベセント長官は米紙ニューヨーク・タイムズ主催のディールブック・サミットで、たとえ最高裁が違憲と判断しても、トランプ政権は他の法的権限を行使し、同様の関税のメカニズムを再構築できると語った。

また、トランプ大統領の行動によって、関税の水準は１５─２０％という見方が定着化しつつあるという認識を示したほか、関税は「税金」に相当するという主張や米消費者のインフレ期待を引き起こしたという見方を退けた。