イスラエルに人質1人の遺体返還、残り1人か ラファ検問所近く開放へ
イスラエルは3日、パレスチナ自治区ガザで死亡した人質の最後の2人のうち1人とされる遺体を受け取った。写真はガザ市で撮影(2025年 ロイター/Dawoud Abu Alkas)
[カイロ/エルサレム 3日 ロイター] - イスラエルは3日、パレスチナ自治区ガザで死亡した人質の最後の2人のうち1人とされる遺体を受け取った。政府報道官は、人質全員が返還されれば、ガザ南部とエジプトの間のラファ検問所が「双方向に開放される」とし、数日中に開放されると語った。
遺体は赤十字国際委員会(ICRC)からイスラエル軍に移送され、法医学的検査で身元の確認が行われるという。
イスラム組織ハマスは2日にもガザ停戦合意に基づき新たに1人の遺体をイスラエルに引き渡したものの、人質の遺体でないことが判明した。
人質全員が返還されれば米国が主導した和平合意の主要部分が達成されることになり、合意に盛り込まれたラファ検問所の開放につながることになる。
援助物資搬入を監視するイスラエル軍の援助調整機関COGATも、ラファ国境検問所が近日中に開設され、パレスチナ人がエジプトに渡れるようになる予定だと述べた。検問所の開放は欧州連合(EU)の監視下で行われるという。
国連によると、ガザでは少なくとも1万6500人が地区外での医療を必要としており、市民の中にはイスラエルを経由して海外で治療を受けている者もいる。
一方、イスラエルによるガザ攻撃は続いており、南部ハンユニスにあるクウェート病院の医師によると、市内の野営地がミサイル攻撃を受け、子ども2人を含むパレスチナ人5人が死亡した。イスラエル軍は3日早朝にラファで兵士5人が負傷した攻撃への報復だと述べたが、詳細は明らかにしなかった。





