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韓国特別検察、ソウル市長を在宅起訴 政治資金法違反の罪で
2025年12月01日(月)18時05分
呉世勲ソウル市長。2023年3月3日、韓国ソウルで撮影。REUTERS/Kim Soo-hyeon
Ju-min Park
[ソウル 1日 ロイター] - 韓国特別検察官は政治ブローカーが絡むスキャンダルに関連し、政治資金法違反の罪で呉世勲ソウル市長を在宅起訴した。
検察チームが1日発表したところによると、呉市長はブローカーを通じて世論調査を行い、その費用を第三者に支払わせた罪に問われている。
最大野党「国民の力」に所属する呉市長は罪を否認し、捜査は政治的な動機によるものだと表明。声明で「これは不合理で、確かな証拠のかけらもないでっち上げの起訴だ」と述べた。
呉氏は2006年から11年までソウル市長を務め、21年から現在まで再び市長を務めており、保守派の間では大統領候補と目されている。
昨年12月3日の戒厳令布告によって尹錫悦前大統領らに対する一連の刑事捜査が始まって以来、特別検察官は尹前大統領が妻と共にブローカーを使って選挙に介入したとされるスキャンダルを捜査している。





