ニュース速報
ワールド
韓国当局、個人投資家の保護措置見直しへ 為替リスク巡り
2025年12月01日(月)16時03分
12月1日 韓国金融監督院の李粲珍院長は1日、為替リスクを巡り、個人投資家の保護措置を見直す方針を示した。写真は2024年12月、ソウルで撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[ソウル 1日 ロイター] - 韓国金融監督院の李粲珍院長は1日、為替リスクを巡り、個人投資家の保護措置を見直す方針を示した。ウォン安が続いていることが背景。
李院長は会見で「消費者保護の観点から、海外投資の為替ヘッジに関する問題が金融機関によって十分に説明されているかを確認する」と述べた。海外株式投資そのものを規制する考えはないとも発言した。
ウォンは第4・四半期に入り、対ドルで4%以上下落。韓国中央銀行は先週、居住者の海外投資拡大や、外国人の韓国株売却が背景だと指摘していた。
李院長は、金融機関の為替エクスポージャーにリスクの兆しはみられないとし「むしろ一部の保険会社は利益を上げている」と述べた。





