米CDCサイトが一変、ケネディ長官の反ワクチン主張を展開
米ジョージア州アトランタにある米疾病対策センター(CDC)、11月20日撮影。REUTERS/Alyssa Pointer
Michael Erman
[ニューヨーク 20日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は19日にウェブサイトのワクチンの安全性に関する項目を改訂し、小児用ワクチンが自閉症を引き起こすとする反ワクチン主義者のケネディ厚生長官の主張に沿う内容に一変させた。
改訂後は、ワクチンの安全性を示す数十年間にわたる科学的研究に背き、「ワクチンは自閉症を引き起こさない」という主張について「乳児用ワクチンが自閉症を起こす可能性を研究が否定していないため、証拠に基づく主張ではない」と記載した。
さらに、ワクチンと自閉症の関連性を指摘した研究を、保健当局が「無視」してきたとも記した。
CDCは改訂前には「研究により、ワクチン接種と自閉スペクトラム症の発症には関連性がないことが示されている」と書いていた。
公衆衛生の専門家や医師、科学者らは今回の更新を非難し、国内外で小児用ワクチンの使用を推進してきたCDCが何十年も闘ってきたような誤った情報だと訴えた。
世界保健機関(WHO)などの世界の保健機関は、ワクチンが自閉症を起こす証拠はないとの従来の見解を維持した。
米ボストン大の自閉症専門家ヘレン・テイガーフルスバーグ氏は「これはケネディ氏によって事実上解体されたCDCによる新たな壊滅的な方針転換である」と批判。テイガーフルスバーグ氏は理由について、数千人ものCDCの科学者らが第2次トランプ政権下で解雇および辞職し、反ワクチン主義者のデビッド・ガイアー氏らに取って代わられたためだと指摘した。
CDCのある科学者は、自閉症を研究するCDCのスタッフとの協議をしないままサイトが更新されたことを明らかにした。
ケネディ氏の反ワクチン主義に反発して6月に辞任した元CDC職員のフィオナ・ヘイバーズ氏は、ケネディ氏がCDCを政治的に武装化していると指弾して「これは明らかにケネディ氏による政治任命者、つまりケネディ氏が選んでCDCに配置した『特別顧問』たちによって推進されている」と訴えた。
ケネディ氏の報道担当者のアンドリュー・ニクソン氏は今回の改訂を正当化し、変更を命じた人物が誰なのかという質問には答えなかった。
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