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イスラエル軍がガザで攻撃継続、3人死亡 停戦の脆弱性浮き彫りに

2025年11月01日(土)00時00分

パレスチナ自治区ガザで31日、イスラエル軍による新たな攻撃があり、パレスチナ保健当局によると3人が死亡した。写真は10日、ガザ市で撮影(2025年 ロイター/Ebrahim Hajjaj)

Nidal al-Mughrabi Pesha Magid

[カイロ 31日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザで31日、イスラエル軍による新たな攻撃があり、パレスチナ保健当局によると3人が死亡した。イスラエルはガザでの停戦協定の履行を再開したとの発表後も、攻撃を継続している。

イスラエルとイスラム組織ハマスは今月8日、ガザ和平計画の第1段階となる停戦と人質解放で合意した。しかし、イスラエル軍は28日夜、パレスチナ武装勢力による攻撃で兵士1人が死亡したことを受けて、空爆を開始したと表明。同軍による攻撃は4日目となり、米国仲介によるガザ停戦合意の脆弱性が浮き彫りとなっている。

こうした中、ガザ地区保健省は、ガザ紛争中にイスラエルによって殺害されたパレスチナ人の遺体30体が赤十字から引き渡されたと発表。前日30日には、ハマスがイスラエル人人質の遺体2体を引き渡したと発表し、イスラエル軍が2遺体の身元を確認したと発表していた。

イスラエル軍はロイターのコメント要請に直ちには応じなかった。

ロイター
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