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米政府閉鎖で富豪が1.3億ドル寄付 軍給与不足に備え=トランプ氏

2025年10月24日(金)11時45分

 トランプ米大統領(写真)は23日、政府閉鎖で軍人給与が不足した場合に備えるためとして、ある富裕な個人献金者が1億3000万ドルを政府に寄付したと発表した。米バージニア州で9月撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

Gram Slattery Jarrett Renshaw

[ワシントン 23日 ロイター] - トランプ米大統領は23日、政府閉鎖で軍人給与が不足した場合に備えるためとして、ある富裕な個人献金者が1億3000万ドルを政府に寄付したと発表した。

ホワイトハウスで行われたイベントで、献金者を愛国者と称賛し、「私の友人」と述べたが、氏名の公表は避けた。

経緯について「先日、彼が電話をかけてきて、『民主党による政府閉鎖で不足分があれば寄付したい。軍を愛し、国を愛しているからだ』と語った」と説明した。

予算案が行き詰まる中でも、政権は現役軍人に確実に給与を支払うべきだという声が高まっている。

トランプ氏は先に、未使用の研究資金を給与に充てるよう国防総省に指示する大統領令に署名している。

共和党のジョンソン下院議長は、軍事予算の配分は一時の解決策であり、議会が予算決議を可決できなければ近く軍人が給与を受け取れなくなる可能性があると警告した。

ロイター
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