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タイ中銀、金融緩和維持へ 景気回復を支援=議事要旨
2025年10月22日(水)14時53分

タイ中央銀行が22日に公表した今月8日の政策決定会合の議事要旨で、中銀は景気回復を支援するため金融政策を緩和的に維持し、必要に応じて政策設定を調整する用意があるとの意向を示した。写真はタイ中銀のロゴ。1月撮影(2025年 ロイター/Chalinee Thirasupa)
[バンコク 22日 ロイター] - タイ中央銀行が22日に公表した今月8日の政策決定会合の議事要旨で、中銀は景気回復を支援するため金融政策を緩和的に維持し、必要に応じて政策設定を調整する用意があるとの意向を示した。
会合では、主要金利の翌日物レポ金利を予想に反して1.50%に据え置くことを5対2で決定した。
議事要旨によると、委員会は緩和政策は継続すべきだと述べ、これまでの利下げの影響が依然として経済に波及していると指摘した。
「政策余地が限られていることを踏まえ、大半の政策委員は金融政策のタイミングと有効性を重視して、今回の会合で金利据え置きを決議した」という。