超大型タンカーの運賃急騰、米中貿易摩擦が港湾にも拡大

10月15日、米中の港湾使用料引き上げや、中国製油所に対する米国の制裁を巡る懸念を背景に、超大型タンカーの運賃が今週に入り急騰した。中国浙江省で2023年1月撮影。China Daily提供写真(2025年 ロイター)
Jeslyn Lerh Florence Tan
[シンガポール 15日 ロイター] - 米中の港湾使用料引き上げや、中国製油所に対する米国の制裁を巡る懸念を背景に、超大型タンカーの運賃が今週に入り急騰した。市場関係者は高止まりを予想している。
トレーダーらの推計によると、中国が先週発表した港湾使用料により、米国関連の超大型原油タンカー(VLCC)の運賃は1バレル当たり7ドル余り上昇する。これは約1500万ドルのコスト増に相当する。
LSEGのデータによると、中東から中国への航路のVLCCスポットレートは13日に2週間ぶりの高値を付けた。
中国は10日、米国が今年発表した中国関連船舶に対する入港料引き上げへの対抗措置として、米国関連船に追加港湾使用料を課すと発表。中国はその後、同国で建造された船を対象から除外した。両国の措置は14日に発効した。
スパルタ・コモディティーズのシニア石油市場アナリスト、ジューン・ゴー氏は「高額な積込港使用料を回避する基準を満たす利用可能なタンカーの数が減るため、料金は確かに上昇している」と指摘。ただ、中国製船舶の除外で多少の猶予ができたと述べた。
ある船舶ブローカーは、米国以外のタンカー船主が割増料金を要求し、運賃が上昇する可能性があると述べた。
クラークソンズ・リサーチの試算によると、中国製船舶の除外により、世界の原油タンカーの約12%が中国の港湾料の対象になる見通し。
トレーダーの間では、米政府が9日、イランの原油・石油化学製品の取引を支援したとして、中国の独立系製油所や積み出しターミナルを含む約100の個人・団体・船舶に制裁を科したことによる影響を懸念する声も聞かれた。
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