スウェーデン中銀、利下げ打ち止めと認識 9月会合議事要旨

9月29日、スウェーデン中央銀行(リクスバンク)が公表した今月の政策決定会合議事要旨で、政策担当者は利下げが打ち止めになった公算が大きいと認識していることが分かった。写真は2016年8月、ストックホルムの中銀本部で撮影(2025年 ロイター/Violette Goarant)
Simon Johnson
[ストックホルム 29日 ロイター] - スウェーデン中央銀行(リクスバンク)が29日公表した今月の政策決定会合議事要旨で、政策担当者は利下げが打ち止めになった公算が大きいと認識していることが分かった。
リクスバンクは23日の会合で、政策金利を2.00%から1.75%に引き下げることを決定。基調的な物価上昇率が目標の2%か恐らくはそれを下回る方向で推移している点を踏まえ、低調な経済をてこ入れする最後の利下げを行う余地があったと説明した。
議事要旨によると、テディーン総裁は「幾つかのリスクは残るが、金利を下げて需要を追加的に刺激するべきとの議論が、反対論よりも優勢になった。現状から判断すると、今回が恐らく今の緩和サイクルにおいて最後(の利下げ)になるだろう」と述べた。
また「本日の利下げに伴うリスクの1つは、スウェーデン経済の潜在成長力を踏まえた1.75%という金利水準があまりにも低いことだ。来年需要が予想外に強くなり、物価安定を脅かす事態になれば、われわれは現在の想定より早い利上げ開始を迫られる」との見解を示した。
議事要旨では、23日の利下げに反対して金利据え置きを主張したセイム副総裁も「私の評価では、脆弱な供給サイドと来年の拡張的な財政政策が相まって、インフレが予想外に上振れる恐れがある」と警告した。
ただアナリストらは、金融政策の方向が早期に利上げへ転換するシナリオに否定的だ。
スウェドバンクはノートに「リクスバンクは長期間(政策金利を)現行水準に維持するとわれわれは予想する。しかしわれわれのリスク評価では景気回復が想定より鈍くなるため、向こう12カ月で(追加の)利下げも排除されない」と記した。
リクスバンクの次回会合は11月5日に開催される予定だ。
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