米ミシガン州の教会で銃撃・放火、4人死亡 容疑者は射殺

米ミシガン州グランドブランにある末日聖徒イエス・キリスト教会（モルモン教）の教会で２８日、銃撃事件が発生し、当局によると少なくとも４人が死亡、８人が負傷した。９月２８日、グランド・ブランで撮影（２０２５年　ロイター/Rebecca Cook）

Rebecca Cook　Daniel Trotta

［グランドブラン（米ミシガン州）　２８日　ロイター］ - 米ミシガン州グランドブランにある末日聖徒イエス・キリスト教会（モルモン教）の教会で２８日、銃撃事件が発生し、当局によると少なくとも４人が死亡、８人が負傷した。

警察によると、トマス・サンフォード容疑者（４０）が車で教会に突っ込み、アサルトライフルを発砲したほか、教会に放火し、建物が炎上した。容疑者は警察官に射殺された。

銃撃を受けた人のうち２人が死亡、８人が入院し、教会の焼け跡から少なくとも２人の遺体が発見された。さらに犠牲者が見つかる可能性もあるという。

地元警察トップは、当時教会には数百人がいたとし、行方不明者もいると述べた。また、動機を調べるため容疑者の自宅などを捜索するとした。

米軍の記録によると、容疑者は２００４年から０８年まで海兵隊に所属し、イラク戦争に従軍経験がある。

トランプ大統領は交流サイト（ＳＮＳ）に「米国でまたキリスト教徒を標的にした攻撃が起きたようだ」と投稿。「暴力のまん延を直ちに終わらせなければならない」と書き込んだ。