中国、ＴｉｋＴｏｋ合意は「ウィンウィン」 人民日報が論評

中国共産党機関紙の人民日報は１７日、中国系動画投稿アプリ「ＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）」の米国資産が米国の所有者に移管される合意に達したことについて「ウィンウィン」と指摘し、ＴｉｋＴｏｋの技術輸出と知的財産ライセンスを見直すと明らかにした。写真は会見する貿易交渉代表の李成鋼氏。９月１５日、スペインのマドリードで撮影（２０２５年　ロイター/Louiza Vradi）

[北京 １７日 ロイター] - 中国共産党機関紙の人民日報は１７日、中国系動画投稿アプリ「ＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）」の米国資産が米国の所有者に移管される合意に達したことについて「ウィンウィン」と指摘し、ＴｉｋＴｏｋの技術輸出と知的財産ライセンスを見直すと明らかにした。

同紙は国際論評「鍾声」で、「中国がＴｉｋＴｏｋ問題で米国と合意に達したのは、相互尊重、平和的共存、ウィンウィンの協力という原則に基づいたためだ」と説明。「中国は法律に従い、ＴｉｋＴｏｋの技術輸出と知的財産ライセンスに関する問題を検討する」と付け加えた。