ロシアとウクライナ、各146人の捕虜交換 ＵＡＥが仲介

８月２４日、ロシアとウクライナはそれぞれ１４６人の捕虜を交換したと明らかにした。写真は同日、ロシアのの捕虜になっている親戚の写真を掲げる人々。ウクライナ国内で撮影（２０２５年　ロイター/Valentyn Ogirenko）

［モスクワ　２４日　ロイター］ - ロシアとウクライナは２４日、それぞれ１４６人の捕虜を交換したと明らかにした。アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）が仲介した。

ロシア国防省によると、解放されたロシア人全員がベラルーシで心理的・医学的支援を受けている。ウクライナ側はクルスク州の住民８人も返還したという。

ウクライナのウゼレンスキー大統領はテレグラムへの投稿で、捕虜交換が行われたと発表したが、人数には言及しなかった。

帰国した捕虜の笑顔の写真を投稿し、捕虜の大半は２０２２年から拘束されていたと指摘。ロシアの侵攻開始から１か月後に捕虜となった記者も含まれるとした。

ウクライナ軍は双方から各１４６人の捕虜を交換したことを確認する声明を発表した。