ニュース速報
ワールド

TikTok米事業、国内に買い手 売却期限さらに延長も=トランプ氏

2025年08月23日(土)02時16分

トランプ米大統領は22日、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業買収を巡り、米国内での買い手を獲得しているほか、TikTok親会社の中国企業の字節跳動(バイトダンス)がTikTokの米国事業を売却する期限をさらに延長する可能性があると述べた。1月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[ワシントン 22日 ロイター] - トランプ米大統領は22日、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業買収を巡り、米国内での買い手を獲得しているほか、TikTok親会社の中国企業の字節跳動(バイトダンス)がTikTokの米国事業の売却期限をさらに延長する可能性があると述べた。

買い手の個人名や企業名は挙げなかったが、「意欲を示している非常に有力な米国の買い手がいる」とした。

プライバシーや国家安全保障について懸念があるかと問われ、トランプ大統領は「実際のところない。非常に行き過ぎた懸念だと思う。私はTikTokのファンだ」と答えた。

また、TikTokについて中国の習近平国家主席とはまだ話し合っていないものの、適切な時期に話し合うつもりだと述べた。「その間、物事の複雑さが解決するまで、もう少し延長するだけだ」とした。

トランプ米大統領は6月、TikTokの米国事業の売却期限を9月17日まで延長。米ホワイトハウスは19日にTikTokの公式アカウントを開設している。

一部の議員からは、トランプ政権が法律を無視し、国家安全保障上の懸念を軽視しているとして、売却期限延長に対する批判の声が上がっている。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=ダウ最高値更新、FRB議長の利下げ示

ワールド

米国防総省の情報局トップ解任、理由は不明=関係筋

ワールド

トランプ氏、輸入家具に対する「大規模な」関税調査実

ワールド

トランプ関税、10年間で財政赤字4兆ドル削減の可能
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 2
    「このクマ、絶対爆笑してる」水槽の前に立つ女の子、ホッキョクグマが取った「まさかの行動」にSNS大爆笑
  • 3
    3本足の「親友」を優しく見守る姿が泣ける!ラブラドール2匹の深い絆
  • 4
    中国で「妊娠ロボット」発売か――妊娠期間も含め「自…
  • 5
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
  • 6
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 7
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 8
    海上ヴィラで撮影中、スマホが夜の海に落下...女性が…
  • 9
    抽象的で理解の難しい『2001年宇宙の旅』が世に残り…
  • 10
    【クイズ】格差を示す「ジニ係数」が世界で最も高い…
  • 1
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに感染、最悪の場合死亡も
  • 2
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人」だった...母親によるビフォーアフター画像にSNS驚愕
  • 3
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家のプールを占拠する「巨大な黒いシルエット」にネット戦慄
  • 4
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 5
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 6
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 7
    中国で「妊娠ロボット」発売か――妊娠期間も含め「自…
  • 8
    20代で「統合失調症」と診断された女性...「自分は精…
  • 9
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大…
  • 10
    【クイズ】次のうち、「海軍の規模」で世界トップ5に…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 8
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 9
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 10
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中