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ロシアの攻撃で米企業施設が損壊、15人負傷 ウクライナ西部
2025年08月21日(木)17時18分
[キーウ 21日 ロイター] - ロシア軍は、21日未明にかけてウクライナ西部を攻撃。リビウ市で1人が死亡、3人が負傷したほか、米電子機器メーカーの施設で15人負傷した。
西部ザカルパチア州ムカチェボで米電子機器メーカーの貯蔵施設がミサイル攻撃を受けた。同州知事は、現地工場では消費者向けの電子製品を生産していたと国営テレビに語った。
シビハ外相は「防衛や軍事とは全く関係のない完全な民間施設だ」とXに投稿。「ロシアがウクライナの米企業を攻撃したのはこれが初めてではない。今年に入ってからキーウにあるボーイングのオフィスを攻撃するなどしている」と指摘した。
リビウ市では家屋26棟が損壊した。
ウクライナ空軍によると、ロシアはドローン(無人機)574機、ミサイル40発を使用し攻撃。8月に入り最大規模の攻撃という。
シビハ氏は「ロシアに戦争をやめさせる取り組みが極めて重要なのは、このためだ」と指摘した。