中国チベット自治区、成立60周年の祝賀行事 歌や踊り 習氏も出席

8月21日、中国のチベット自治区は、成立60周年を迎え、区都ラサで歌や踊り、パレードを伴う祝賀行事が開催された。2万人以上が参加し、人々は赤い小旗を手に、共産党の指導に従うよう促すプラカードを掲げた。写真は3月、ラサのポタラ宮広場で撮影(2025年 ロイター/Go Nakamura)
Ryan Woo
[北京 21日 ロイター] - 中国のチベット自治区は21日、成立60周年を迎え、区都ラサで歌や踊り、パレードを伴う祝賀行事が開催された。2万人以上が参加し、人々は赤い小旗を手に、共産党の指導に従うよう促すプラカードを掲げた。
かつてダライ・ラマの冬の住居だったポタラ宮殿前の広場で開催された祝賀行事には、習近平国家主席が党・政府の幹部からなる大規模な代表団を率いて異例の訪問を行った。
国営テレビで放映されたパレードでは、習近平思想の指導の下、チベットが達成すべき課題を記した赤いプラカードが掲げられた。
「安定の確保、発展の促進、生態環境の保護、国境防衛の強化という4つの主要任務に揺るぎなく注力せよ」と書かれたものや、「新時代の中国の特色ある社会主義に関する習近平思想を堅持し、チベットを統治するための党の戦略を完全に実行せよ」と記されたものも見られた。
チベットでは1959年に起きた反乱が中国軍に鎮圧され、ダライ・ラマ14世がインドに亡命。6年後の1965年にチベット自治区が創設された。
自治区創設は少数民族の発言権拡大を意図したものだったが、国際人権団体や亡命者は、中国によるチベット統治が「抑圧的」だと非難。中国政府はこうした主張を否定している。
中国当局は、チベット仏教が中国の社会主義体制によって指導されることを求め、市民には「党に従うこと」を要求している。外国人記者や外交官がチベットに入るには、今も特別な許可が必要だ。
中国は海外からの批判に対し、チベットの一般市民の生活が劇的に改善したと主張。公式データによると、2012年から24年にかけてチベットの道路網はほぼ倍増し、12万キロメートルに達し、全ての町や村を結んでいる。
経済規模も24年には2765億元(390億ドル)に成長し、1965年との比較で155倍に増加した。
パレードで掲げられたプラカードの1つには「総書記に感謝、党中央委員会に感謝、そして全国民に感謝」と書かれていた。
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