英政府借入額、1─7月は予測と一致 政府に課題残る

英国家統計局が8月21日発表した4─7月の政府借入額は600億ポンド(807億ドル)と、予算責任局(OBR)が今年公表した予測の599億ポンドとほぼ一致した。 写真はリーブズ財務相。7月15日、ロンドンで撮影(2025年 ロイター/Isabel Infantes)
William Schomberg
[ロンドン 21日 ロイター] - 英国家統計局が21日発表した4─7月の政府借入額は600億ポンド(807億ドル)と、前年同期比約70億ポンド増加した。予算責任局(OBR)が今年公表した予測の599億ポンドとほぼ一致した。
ただ、政府はOBRの予測公表後、福祉支出などの削減計画を撤回しているほか、OBRが経済成長予測を引き下げるとの見方も出ている。
リーブズ財務相は財政ルールを順守し金融市場を動揺させないためにも、秋の予算案で増税か歳出削減に踏み切る可能性が高い。
7月単月の政府借入額は11億ポンド(14億8000万ドル)と、7月としては3年ぶりの低水準となった。OBRの予測は21億ポンド、ロイターがまとめた市場予想は26億ポンドだった。
4─7月は雇用主が支払う社会保障拠出金が4月から引き上げられたことにより、歳入における強制的社会保険料の項目が17%強増加し、約640億ポンドとなった。
所得税とキャピタルゲイン税の収入は、課税最低限が据え置かれていることに支えられ、8.3%増の1000億ポンド超となった。
同期間の利払い費は25%以上増加して414億ポンドとなり、今後は財政の利払い負担がさらに増大する可能性が高い。
KPMG・UKのシニアエコノミスト、デニス・タタルコフ氏は、「インフレ率の上昇は今年後半に物価連動債の借り入れコストが上昇することを示唆している。英国債利回りも8月にかけて上昇している」と指摘した。
同氏はリーブス氏が2030年までに基礎的財政収支(プライマリーバランス)を均衡させるという目標を達成するためには、秋の予算で262億ポンドの不足分を補う必要があるとの見方を示した。
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