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パレスチナ国家承認、米国民の過半数が支持=ロイター/イプソス調査

2025年08月20日(水)19時10分

 8月20日、 ロイター/イプソスが実施した最新の世論調査によると、国連加盟国の全てがパレスチナを国家として承認すべきだと考えている米国民の割合が58%となったが。ガザで20日撮影(2025年 ロイター/Dawoud Abu Alkas)

Patricia Zengerle Jason Lange

[ワシントン 20日 ロイター] - ロイター/イプソスが実施した最新の世論調査によると、国連加盟国の全てがパレスチナを国家として承認すべきだと考えている米国民の割合が58%となった。

約33%は国連加盟国によるパレスチナ国家承認に反対した。9%は無回答だった。

飢餓に苦しむ人々を支援するために米国がパレスチナ自治区ガザで行動を起こすべきだと回答した人は65%で、反対は28%だった。反対派にはトランプ大統領の共和党支持者の41%が含まれていた。

トランプ氏や共和党メンバーの多くは国際関係において「米国第一主義」の姿勢を取っており、米国の資金は米国民を支援するために使用すべきだという考えから、国際的な食糧・医療支援プログラムの大幅な削減を支持している。

調査では米国民の59%がガザでのイスラエルの軍事対応が過剰だと回答。反対意見は33%だった。

昨年2月に実施されたロイター/イプソスの同様の世論調査では、イスラエルの対応が過剰だという回答は53%、反対意見は42%だった。

調査は18日まで6日間にわたってオンラインで実施。全米の成人4446人から回答を得た。誤差は約2%ポイント。

ロイター
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