プーチン氏が金正恩氏と電話会談、米ロ首脳会談を説明=クレムリン

ロシアのプーチン大統領は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と電話会談を行った。2024年6月、平壌で撮影の提供写真(2025年 ロイター/Sputnik/Vladimir Smirnov/Pool via REUTERS)
[モスクワ 12日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と電話会談を行った。ロシア大統領府(クレムリン)が12日、明らかにした。米アラスカ州で15日に予定されているトランプ米大統領との会談について金氏に説明したという。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)もその後、金氏とプーチン氏による電話会談を伝えたが、米ロ首脳会談には触れなかった。
KCNAによると、両氏は昨年調印された戦略的パートナーシップ条約の下での両国関係の発展について話し合い、「将来的な協力強化の意志を確認」した。
プーチン氏は、対ウクライナ戦争におけるロシア西部クルスク州「解放」を巡る北朝鮮の支援と、「朝鮮人民軍の兵士が見せた勇敢さ、英雄主義、自己犠牲の精神」に感謝の意を表したという。