NZ中銀、職員の約2割削減計画 運営予算縮小受け

8月11日、ニュージーランド準備銀行(中央銀行、RBNZ)は、政府が運営予算を縮小したことを受けたコスト抑制策として、職員の約2割を削減する計画を発表した。写真は同行入り口。2016年3月、ウェリントンで撮影(2025年 ロイター/Rebecca Howard)
Lucy Craymer
[ウェリントン 11日 ロイター] - ニュージーランド準備銀行(中央銀行、RBNZ)は11日、政府が運営予算を縮小したことを受けたコスト抑制策として、職員の約2割を削減する計画を発表した。
中銀の広報担当者は電子メールで、現在欠員となっている32のポストを含む142のポスト削減を計画していると述べた。
1月時点の職員は660人だった。
中銀は、現在「組織設計と実施プロセスの最終段階」にあるが、人員削減は10月13日までに完了する予定だと述べた。
広報担当者は「職員にとって不安な時期であることを認識しており、このプロセスには慎重に、熟慮しつつ取り組んでいく」と述べた。
中銀は4月、政府が今年度の運営予算を約25%縮小すると発表したことを受け、人員数その他のコストを見直す方針を明らかにしていた。