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米政権、エルサルバドル・イスラエル・ロシアへの人権批判緩和へ=WP紙
2025年08月07日(木)17時11分
Kanishka Singh Costas Pitas
[ワシントン 6日 ロイター] - 米トランプ政権はエルサルバドル、イスラエル、ロシアに対する人権批判を緩和する計画だ。ワシントン・ポスト紙が6日、国務省の年次人権報告書の草案を引用して報じた。
草案では3カ国に関する記述が、民主党のバイデン前政権の報告書よりも大幅に短くなっている。
年次報告書は通常、毎年3─4月頃に発表される。
国務省当局者は6日の記者会見で「2024年人権報告書は、重複をなくし、報告書の読みやすさを高め、報告書の根拠となる法的要請により的確に対応する形で再構成された」と発言。
「報告書は全ての国で起きた全ての人権侵害を網羅することを意図したものではない。現地の人権状況について、具体例を挙げて全体像を示すことを意図している」と述べた。