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インド中銀の作業部会、金融政策の操作目標維持を勧告

2025年08月06日(水)16時24分

 8月6日、インド準備銀行(中央銀行)のマルホトラ総裁(写真)は、中銀の作業部会が翌日物加重平均コールマネーレート(WACR)を金融政策の操作目標として維持することを勧告したと述べた。2024年12月、ムンバイで撮影(2025年 ロイター/Hemanshi Kamani)

[ムンバイ 6日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)のマルホトラ総裁は6日、中銀の作業部会が翌日物加重平均コールマネーレート(WACR)を金融政策の操作目標として維持することを勧告したと述べた。

作業部会は、WACRを政策金利に合わせるため、様々な期間の変動金利レポ(VRR)と変動金利リバースレポ(VRRR)のオペ実施も勧告した。

意見公募のため、近く作業部会の報告書を中銀のウェブサイトに公開する。

作業部会は2020年2月に導入された現在の流動性管理の枠組みに関する調査を進めてきた。

総裁は今後も機動的かつ柔軟に流動性を管理すると表明。

「経済の生産的なニーズが満たされ、短期金融市場やクレジット市場への波及が円滑に進むよう、銀行システムに十分な流動性を維持するよう努力する」と述べた。

中銀のデータによると、7月の銀行システムの1日平均の余剰流動性は3兆ルピー前後だったが、8月には約4兆ルピーに増加している。

ロイター
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