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独サービスPMI、7月改定50.6 4カ月ぶりに50上回る

2025年08月05日(火)18時30分

 ドイツの7月のHCOBサービス業購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.6と、6月の49.7から上昇した。写真はベルリンの屋台やレストラン。2024年11月、ベルリンで撮影(2025年 ロイター/Annegret Hilse)

[ベルリン 5日 ロイター] - ドイツの7月のHCOBサービス業購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.6と、6月の49.7から上昇した。速報値の50.1からわずかに上方修正された。

事業活動が再び拡大し、需要が増えた。好不況の分かれ目となる50を4カ月ぶりに上回った。長期平均は下回った。

従業員が増加したほか、新規事業が小幅ながら約1年ぶりに増えた。

ただ、受注残は15カ月連続で減少。従業員の増加ペースは今年最低だった。

サービス業と製造業を合わせた総合PMI改定値は、前月の50.4から50.6に上昇。速報値の50.3から上方修正された。

ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「製造業・サービス業全体で受注がわずかに増加し、輸出事業も緩やかに改善した。ドイツ経済は長期低迷からゆっくりと、しかし目に見える形で脱却しつつある」と述べた。

ドイツ経済は第2・四半期にマイナス成長を記録したが、第3・四半期は小幅なプラス成長になる見通しという。

ロイター
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