フーシ派向けイラン製武器押収、イエメンの対抗勢力=米中央軍

米中央軍(CENTCOM)は16日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派勢力向けの「大量の」イラン製武器が、イエメン国民抵抗軍(NRF)によって押収されたと発表した。写真はフーシ派の攻撃を受けたリベリア籍の貨物船「エタニティーC」。イエメン沖の紅海で9日撮影(2025年 ロイター/HOUTHI MEDIA CENTER/Handout via REUTERS)
7月16日(ロイター) - 米中央軍(CENTCOM)は16日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派勢力向けの「大量の」イラン製武器が、イエメン国民抵抗軍(NRF)によって押収されたと発表した。
Xへの投稿によると、NRFは「数百基の最新鋭の巡航ミサイルや対艦ミサイル、対空ミサイルのほか、数百基のドローン(無人機)エンジン、防空装備を含む750トン以上の軍需品・装備品を押収した」という。
2023年10月にイスラム組織ハマスがイスラエルに奇襲を仕掛け、パレスチナ自治区ガザで戦闘が始まって以来、イランと連携するフーシ派はパレスチナ人との連帯を示すためとして紅海で船舶を攻撃している。