イラン最高指導者、新たな攻撃に「対応する用意ある」

イランの最高指導者ハメネイ師は16日、新たな軍事攻撃があればイランには対応する用意があり、6月のイスラエルとの12日間の交戦以上に敵に大きな打撃を与える能力があると言明した。2022年11月撮影(2025年 ロイター/Office of the Iranian Supreme Leader/WANA (West Asia News Agency)/Handout via REUTERS)
[ドバイ 16日 ロイター] - イランの最高指導者ハメネイ師は16日、新たな軍事攻撃があればイランには対応する用意があり、6月のイスラエルとの12日間の交戦以上に敵に大きな打撃を与える能力があると言明した。
ハメネイ師は国営テレビで「イランが米国の力とその犬であるシオニスト政権(イスラエル)に立ち向かう用意があるという事実は、非常に賞賛に値する」と述べた。
ニュースサイトのアクシオスによると、ルビオ米国務長官とフランス、ドイツ、英国の外相は14日に電話会談し、イランとの核合意の事実上の期限を8月末とすることで合意した。
ハメネイ師は「外交と軍事の両分野において、われわれは弱い立場からではなく、常に全力で舞台に立つ」と強調した。
イラン議会は同日、「前提条件」が満たされない限り、米国との核協議を再開すべきではないとする声明を発表した。