EU、210億ユーロ規模の対米報復関税を用意=伊外相

7月14日、欧州連合(EU)は米国との貿易交渉で合意できなかった場合を想定し、210億ユーロ(245億2000万ドル)相当の関税リストを準備している。写真はイタリアのアントニオ・タヤーニ外相。ローマで6月撮影(2025年 ロイター/Guglielmo Mangiapane)
[ミラノ 14日 ロイター] - 欧州連合(EU)は米国との貿易交渉で合意に至らなかった場合を想定し、210億ユーロ(245億2000万ドル)相当の関税リストを準備している。イタリアのタヤーニ外相が14日、伊紙メッサジェロのインタビューで明らかにした。
また、欧州中央銀行(ECB)はユーロ圏経済を支援するために、大規模な新規の債券購入プログラムや追加利下げを検討すべきとの見解を示した。
トランプ米大統領は12日、メキシコと欧州連合(EU)に8月1日から30%の関税を適用すると発表した。これに対しEUのフォンデアライエン欧州委員長は13日、米国の関税に対する対抗措置の停止期間を8月上旬まで延長し、交渉による解決を引き続き目指す方針を明らかにした。
タヤーニ氏は米国との交渉が不調に終わった場合、すでに用意されている210億ユーロ規模の対米関税プログラムに加え、第2弾の措置を導入する可能性があるとの認識を示した。しかし、交渉は進展すると確信しているとも述べた。
「関税は米国をはじめとする全ての国に打撃を与える。(関税の影響で)株価が下落すれば、米国民の年金や貯蓄が危険にさらされる」と指摘した。
同外相は、「ゼロ関税」と、米、加、メキシコ、欧州間の自由な市場の実現を目標とすべきだと語った。
EU欧州委員会のシェフチョビッチ委員(通商・経済安全保障担当)は14日、米EU間の貿易交渉が双方にとって前向きな結果に近づいていると述べる一方、30%の関税が発動されれば貿易が事実上停止すると警告した。
-
LC/MS/外資系企業でのプリセールス/メーカー/Excel
株式会社スタッフサービス
- 東京都
- 月給23万5,000円~
- 正社員
-
外資系案件担当/SNSマーケティングのコミュニケーションプランナー/東/英語力を活かせる仕事
トランス・コスモス株式会社
- 東京都
- 年収360万円~620万円
- 正社員
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/港区/web系SE・PG/東京都
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員
-
外資製薬会社向けCRMシステムの運用保守支援
株式会社ビーネックステクノロジーズ
- 東京都
- 月給30万円~55万円
- 正社員